犬の長生きする理由を考えてみた
日本で最高齢のワンコは、柴犬の血がはいったMIX犬のプースケちゃん(26歳8ヶ月)。この子の何がスゴイって、旅立つ日の朝、食欲がなくなり、そのまま亡くなったってこと。
大きな病をすることもなく、認知症になることもなく、足腰がふらつくこともない。こんな奇跡ってあるの?もし、理由があるなら、知りたいです。
プースケちゃんの生活スタイルから分かること
まず、押さえておきたいのは、プースケちゃんは流行の暮らしとは異なる昔ながらの犬らしい生活スタイルだったということです。
ご飯はドックフード、サプリはなし、おやつは甘い味のものとジャーキーをちょっと、散歩は短め、外飼い。こうみると実に昔ながらの暮らしぶりであることが分かります。
けれども注目すべき点もあります。
一つ目は、おやつに「硬い」ジャーキーを食べていること。ジャーキーはタンパク質が豊富なだけでなく、噛み応えがあります。とくに「硬い」ジャーキーだと、よく噛むことになります。
噛む度に歯の根元にある歯根膜がプッシュされて血液が押し出され、それが回り回って脳の血流をよくします。脳の血流がよくなると、脳に溜まったゴミが押し流され、認知症を発症にしくくなります。
参考資料
認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!
- 作者:長谷川 嘉哉
- 発売日: 2018/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
二つ目は、2年に一度、歯石を病院で取っていること。歯石がつくと、歯と歯茎の間に菌がたまりやすくなり、それが血液に乗って全身にまわると、脳の病気、心臓の病気を発症します。遺体を解剖すると、口内の細菌が心臓の組織から見つかることはめずらしくありません。
歯の健康を保つことが、臓器を守ることにつながっていくのでしょう。
三つ目は、外飼いということ。一般的に室内で飼育した方が長生きです。それは、暑かったり寒かったりしすぎない、虫にさされない、人がそばにいて寂しくないから、です。
一方、不足しがちなのが、陽の光。外犬に比べると、陽に当たる時間が圧倒的に足りません。陽に当たると体内でビタミンDが生成されます。ビタミンDはカルシウムと一緒にとると、骨を強化します。また免疫力をアップさせ、人間で言うと風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。
日常にある普通のことを大切にする
プースケちゃんの生活スタイルから、長生きする理由を3つ見つけました。
プラス愛情です。IKEAで罵りと賛美の言葉を30日間テープで聞かせると植物はどう変化するかを実験した結果がコチラ。www.epochtimes.jp
意思を持たない?とされてる植物ですら、こんなに差が顕れてるってことは、言葉の分かる動物ならいわずもがなです。健康って言葉で出来てるのかもしれませんね。
以上をまとめますと、犬の長生きする理由は
- しっかりと噛むこと
- 歯の衛生に気を配ること
- しっかりと太陽を浴びること
- 愛情ある言葉をかけられること
かなり普通のことですが、地道に取り組んで、健康なまま20歳を迎えてやりたいです。