グリルパンは、蓋つきがいいかトレーがいいか
最近、オーブンより高速に温度を上げられるコンロについているグリルが見直されていまして、とくに掃除の手間を省けるグリルパンに注目が集まっています。
ビルトインコンロのオプション(ノーリツ、リンナイetc…)やキッチン道具メーカー(パール金属、和平フレイズ、BRUNO)から、様々な形の商品が出ています。値段もそんなに高くなくて、2000円~。
どれを買おうかな~、といろいろ迷う中で、ハタと気づきました。蓋ありがいいの?蓋のないトレーがいいの?と。
そこで今回、両方を用意して比較してみました。
蓋つきは小さい
まずは、サイズから見ていきましょう。用意したのは、陶器製の蓋つきと蓋なし。
蓋つき(左)、ずいぶん小さいとは思いませんか。
グリルの中に入れたとき、スカスカやん?って思ったんです。
でも…
これには、やむを得ない理由があるんです。
大きさの違いの理由
グリルの中ってこんな風になっています。
奥の方にガスの着火点がついてますね。
これが蓋に当たってしまうので、容積を小さくしなければならないんです。
トレーだと着火点まで余裕だったのが、
蓋つきだとぶつかる。
どれぐらい高さまでOKかというと、矢印の先端がMAX値ということだから、4.5cm未満。
蓋つきは高さ5cmだからNGだけど、こんな風に右寄せしなければOK。
着火点を避けられます。
蓋なしのトレーはグリルをめいいっぱい使えますよ~。
グリルの威力をチェック
では、焼いてみましょう。
使うのは冷蔵庫にあった野菜。
刷毛でオイルを塗って、塩を振って
スイッチオン!下だけ強火にします。
おっ!燃えてる燃えてる。
⏲10分後
でけた!
甘くてホクホクしてて、とても美味しいです。
とくに「人参」と「アスパラの先の方」と「トマト」😆。
お掃除と収納
トレーにあらかじめオイルを塗っていたので、焦げ付きもほぼなし。
ささっと洗って、収納の隙間にポイッ。
とってもラクチンです。
蓋つき?蓋なし?
蓋あり、蓋なし両方を使ってみて、どっちがいい!とは一概には言えない、という結論になりました。
用途によります。
蓋ありは
◇メリット
・直接火が当たらないので、焦げにくい
・豚バラのような脂肪分の多い肉も汚れを気にせず焼ける。
・蒸し料理にいい
◇デメリット
・容量が小さい
・高さもそんなにない
・重い 1.3Kg
蓋なしは
◇メリット
・容量が大きい
・直火なので表面がパリッと仕上がる
・軽い 0.64Kg
◇デメリット
・グリル内に汚れが飛び散る
・蒸し焼きはできない
ざっくり言うと
蓋あり→こってり素材向き
蓋なし→あっさり素材向き
です。
なお、両方買っても大した値段にはなりません。
蓋つきはニトリで2,000円くらい、トレーは2,700円くらいです。
これから夏野菜の美味しい季節です。
グリル野菜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
使用したグリルパン
【蓋あり】
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