私だけかもしれないが、小さい頃に大好きだった食品はいまだにごちそうだ。
大人になって、美味しいモノをいっぱい食べたけど、やっぱコレだよね、というのは、幼稚園や小学校の時に自分の中で大好き♥と思っていたもの。みんなはどうなんかな?
お弁当の救世主
私の母親は栄養士なのに、お弁当づくりが下手だ。
卵焼きはいびつだし、ごった煮の汁がご飯をベタベタにする。友達のきちんと仕切られて彩り豊かな弁当がうらやましくてしょうがなかった。
そんな中で唯一テンションが上がったのが、石井のお弁当くんミートボール
とろっとしたタレの甘酸っぱさがたまらない。ミートボールはクセがなく、鶏肉の旨みにあふれている。数も多すぎず少なすぎずで、本当にナイスな存在。
このミートボールをほおばる時だけは、「お弁当おいしーなー」と思っていた。
ローストビーフより美味しい
大人になって、見るからに美味しそうなローストビーフを知っても、心の中ではミートボールが断然勝ち。
その好きの中には、もしかしたら、「すぐ手に入る」「すぐに食べられる」、という要素も多分にあるのかもしれない。
食べ物というのは、胃が欲してるものであり、待たせたり、金銭のハードルを課したりするのは、よくない。そこへきてのミートボール。100円ほどで買える手頃さ、とコンビニでも手に入るお手軽さ、そしてレンジで50秒温めるだけですぐに用意できる素早さ。
もうね、何をとってもピカイチです。
身体に良い
しかも、材料は相当選りすぐられていて、身体に悪いモノはカット。
鶏肉、たまねぎ、パン粉、でん粉、砂糖、しょうゆ、しょうが汁、食塩、水あめ、醸造酢、揚げ油、砂糖、トマトペースト、みりん、香辛料
怪しい名前の化学薬品は一切ナシ。すばらしい。
もしかしたらこの材料の厳選具合も、大人の味覚に耐えうる美味しさを醸しだしている一因なのかも。
この先もこれを超える食べ物が出てくる気がしない
味覚は子供の頃に作られる。ミートボールを食べて育った私の舌は、それこそミートボールカスタマイズされてるに違いない。
だからこの先もこれを超える食べ物に出会える気がしない。それくらい私の中でミートボール偉大。
なのでずーっとずーっと、石井食品さん、ミートボールを作り続けてください。ヨロシクお願いします。