みなさん、タオルってどれくらいで使い終えますか?1年、2年?
うちはおそらく5年は使ってるんじゃないか、と思います。
5年使うと、ゴワゴワになったり、黒ずみがでるんじゃないかって思いませんか?
いやいやそんなことなんです。
コツさえ押さえれば、タオルはめちゃくちゃ長持ちします。
我が家のタオルを紹介
これが使っているガーゼタオルです。一緒に映っているのは、おまけでもらった同じ素材でできた新品のハンカチ。
多少シワシワしていますが、タオルの色は新品と遜色ありません。
拡大してみます。
フェイスタオルは多少毛羽立っているものの、それ以外の差は見当たりません。
もっと拡大。右が新品・左が5年使ったもの。
糸が目詰まりすることなくふんわりと合わさってるのが、解ります。
ふんわりしてるということは、吸水性が落ちていないということです。(柔軟剤不使用)
長持ちのコツは?
タオルを長持ちさせるには、3つポイントがあります。
【1】カビさせない
使った後、洗う直前まで広げて干しておく。こうしておくと、ポツポツとできる黒カビとピンクの酵母を予防できます。
【2】繊維の奥まで石けん液を行き渡らせる
少量の水で洗おうとすると、どうしても繊維の奥まで石けん液が行き渡りません。たっぷりの水(お湯)で余裕をもって洗います。また洗浄剤は、粉石鹸を使います。タオルに付いた皮脂をとるのに最適なのはなんといっても石鹸。たっぷり泡で優しく包み込んで洗います。
【3】陽に直接当てない
どんな衣類も紫外線によって劣化します。そのため室内で陰干しして、繊維が切れるのを防ぎます。干し場の風通しを良くして、不快な臭いの原因となる菌の増殖を抑えるのが吉。
節約できてラッキー★
タオルって高いですよね。
うちで使ってるのはバスタオル2500円(私)、スポーツタオル2000円(配偶者)、フェイスタオル1500円と中々痛いお値段。
これを3枚ずつ用意すると、18000円します。
2年で廃棄すると10年で90000円。
もし5年もたせることができれば、10年で36000円。実に90000-36000=54000円の節約です。
今の調子でいくと10年くらい使えそうなので、仮にそうだとしてタオルに使うお金はわずか年間1800円。とてもリーズナブルです。
コツさえ掴めば誰でもできる
綿100%でできているタオルは、取り扱いが楽。仮に黄ばんでしまっても、酸素系漂白剤につけ置きすれば元の白さに戻ります。また最終手段として、煮洗いという手もあります。
それに3つのルールを守れば、そうそう変な色になったり、臭ったりしません。ようは一回の洗浄でタオルに蓄積された汚れをすっきりと落として、劣化しないように干せば良いだけのこと。
もらいもののとびきり良いタオル、キャラクターもののお気に入りタオル、長く使いたいですよね。そのためにも、タオルの取り扱いをちょっとだけ見直してみませんか?
《追記》洗濯の頻度について
5年の期間内に、洗濯の頻度はちょこちょこ変わっています。
2-3日に一度、というときもあれば、毎日というときもあり、なにがなんでも毎日洗っていたわけではありません。ここ1年は毎日洗うが習慣化しています。