脂漏性皮膚炎にはこれが効く!
脂漏性皮膚炎って知っていますか?
ひと言でいうと、フケ(皮膚のはがれ)が大量に発生する病気です。頭皮や耳の後ろの肌がカサカサになってはがれ落ちてくる。
でも病気を知らない人からは、「フケだらけで不潔」と誤解されてしまうちょぴりハートが痛む症状です。
うちも長年この病気と闘ってきました。
そしてやっとこれならいけそうという方法に当たりました。病気に悩む皆さん、是非お試しください。意外に低価格で試せますよ。
今までの治療の経過
やたらフケが出ると思ったら、まずは皮膚科に行きます。
そこで「脂漏性皮膚炎です!」と診断を受けます。そして必ずと言っていいほど勧められるのが、持田製薬のコラージュフルフル。「フケ原因菌」の増殖を抑え、ふけやかゆみを改善できる医薬部外品です。
うちもさっそく試したのですが、効果はありませんでした。肌に合わなかったのかな?
そこで別の皮膚科に行って処方されたのが、リンデロン-VGローションという副腎皮質ホルモン(いわゆるステロイド)抗生物質配合のお薬です。
これはめちゃくちゃ効きました。あっという間にただれていた皮膚がきれいな肌色になり、フケが激減。ただし塗るのが面倒くさい。サボりだすとまた再発。ズボらさんには向きません。
ではズボらさんでも出来るように、シャンプーでも変えてみるか?ということで、お酢で出来た肌に優しい製品を試すことにしました。
美容院専用のバーデンスシリーズ。
これはネットでは取り扱いがないので、リンクを張っておきます。
www.morecosmetics.co.jp
使い始めた当初は、症状が治まってとっても良かったんです。
ただしばらくすると元に戻ってしまって…。
こうなるともはや自然派に頼るしかない。
石鹸シャンプーを試す
生協の紹介記事や漫画家の赤星たみこさんのコラムでも見ていた石鹸シャンプー。これは界面活性剤を含まず、身体に優しいと評判。扱いにはコツがいるものの、慣れてしまえばカンタンみたい。さっそくチャレンジしてみます。
石鹸の中でも特に肌にやさしそうなベビー石鹸を選びました。原料は石ケン素地、スクワラン、シア脂、乳脂、クチナシ果実エキス、米ぬか油、香料、水、エタノール、EDTA-4Na。最後のEDTA-4Na(エデト酸4ナトリウム)だけちょっと気になるけど。
これも使い始めて数日は、「おっ!いいんじゃない」と思うのですが、次第に、フケがもっさり出てきて、うぅうううー。
ここまで頑張ってもだめか、ともはや諦めモード。
オリーブ石鹸が良いみたい
そんなとき、ひどく乾燥肌になってしまい、皮膚科にかかることになりました。そこで使っていたベビー石鹸をもう一度見直すことにして、いろいろ探っていたら、オリーブ石鹸がいいとネットで評判。
ただし、やや油臭いとのコメントも。
洗った後油臭いのはイヤだな~と思っていたら、日本製のオリーブ石鹸は臭いがしないとの口コミを見つけて、期待を持って購入しました。
買ったのはTOYO OLIVEのバージンオイルソープⅡ。756円です。原料は石ケン素地、スクロース、グリセリン、水、エタノール、オリーブ油、エチドロン酸4Na(エデト酸より刺激少)、スクワラン、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、フユボダイジュ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG(ブチレングリコール)。
- ジャンル: 美容・コスメ・香水 > スキンケア > 洗顔 > 石けん
- ショップ: 小豆島オリーブショップ
- 価格: 756円
使って驚いたのが、泡の持ちのよさ。ベビーソープは全身洗いのとき、なんども泡切れを起こして石鹸をタオルにこすりつけていたのに、こちらは泡だてたら、途切れなく全身洗える。泡のおかげでスルスルと洗えて、肌への負担が減る。
洗った後は、お肌キュッキュというより、ぬるっとした感じ。風呂上がりのつっぱり感は驚くほどない。
そして肝心のフケについては、以前の1/20に激減。肩にちいさく5-6個粉が落ちてるのを確認できる程度。
ビックリです。
10年以上苦しんでいたのに、オリーブ石鹸一つで治まるとは!!!
たぶん紹介した石鹸以外でも、小豆島の石鹸であれば大丈夫だと思います。
皮膚の乾燥、フケ、皮膚炎に悩んでいる人は一度試してみてください。かなり良い効果が得られると思います。
ただしシャンプーとして使うときは、すすいだあと、クエン酸を使ったリンスをお忘れなく。やり忘れると髪がギシギシになります。
石鹸シャンプーのコツはこちらを読んでみてね→★