読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

言葉の使い方がリスク回避につながる

備忘録

人気ロックバンドのONE OK ROCKのボーカルさんが、礼節を欠いたファンの行動や、海外公演についてくるファンに苦言を呈し、そのことで批判を浴びた件に関して、釈明したボーカルさんの言葉に、自分を押し殺している感があって、なんだか悲しくなってしまった。

彼はどうすれば自分の真意が正確に伝わったのだろう。

苦言の内容を整理

  • いつ何時も写真を撮られて、毎日シンドイ思いをしている
  • ご飯を食べるときも、常に見られており、自由がない、外に出られない
  • 海外公演なのに、最前列はいつも見に来ているお客さん。もっといろんな人に見てもらいたい。
  • ライブを海外で行う意味を理解して、追いかけてこないで欲しい

言いたいことを伝えて、反感を呼ばないにはどうしたらいいのか?

主張は至極マトモで、24時間ファンに囲まれていたら、ストレスも溜まるだろう。
日本とは違う空気感を求めて、海外でライブする気持ちも十分理解できる。

ただ主張が「オレ」目線に留まったのがいけなかったと思う。
「私は、こんなに不便な思いをしているんです」とぶつけると「私だって、こんな大変を抱えてるんですよ。」と返される。低姿勢で挑んでも、主張が「オレ」目線だと、自然と相手の「オレ」目線を引き寄せる。

主張に客観的根拠(法律等)がなければ、オレ同士の戦いになる。
ファンあってのバンドなわけだから、今回の場合、バンド側が折れざるを得なくなる。
だが、ボーカルさんの内心は忸怩たるものがあるだろう。

もし、自分の言いたいことを伝えるなら、目線をオレたち(ファン含む)に変えれば良い。
まず、一言目はファンへの日頃の感謝を述べ、ファンの前で最大のパフォーマンスをするためには、海外公演で自分を試したいという希望を述べ、みんなの元に戻ってきたときはどんな成長を獲得したいか述べ、なのでお願いという形で言いたいことを言う。
これなら批判を浴びないんじゃないんだろうか。

おこがましいが、本人になったつもりで書くと

いつも応援ありがとう。
今回北米ツアーに行ってきました。
ファンの皆さんに一皮むけたオレたちを見てもらうために、あえていつもと違う環境で自分たちを試してみたかった。
だから海外では、海外の人との交流を楽しみたかったんだ。
日本から熱心なファンが駆けつけてくれて、有り難かったけど、それじゃオレたちの修行にならいんだよね。
もし、今後海外公演を実現することができたなら、そのときは、「かわいい子には旅させろ」気分で、オレたちを突き放してくれないかな。
海外で修行したオレらは、きっともっとみんなに喜んでもらえるバンドになる。
オレらとファンのみんながONE OK ROCK をずっと楽しめるように、ご協力よろしくお願いします。

とか、どうだろう。
具体的に写真を撮られているとか言わなくても、伝わるものは伝わるし、この一言でファン同士が互いに抑止しあう可能性だってある。

大事なのは、ONE OK ROCK というバンドを盛り上げていくことでしょう?
そのための海外公演という位置づけなら、互いの利益を追求できると思う。

話し方のコツを学ぼう

佐々木圭一さんが、言葉の使い方一つで、伝わり方が変わると説いている。

この大ベストセラーを読めば、一発で分かる!



せっかくみんなが注目してくれてる存在なのだから、使う言葉も洗練させて、より多くのファンを獲得したらいいのではないだろうか。
今回は折れざるを得なくなったけれど、Takaくんが嫌だと思った思いは間違っていない。ちょっと目線を変えれば、伝えたいことは伝わる。ちょっとの努力だと思うよ。