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komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

宇宙飛行士から学ぶこと

お昼にテレビを見ていて、宇宙飛行士の山崎直子さんがインタビューに
答えていた。

山崎さんの夫は管制官の仕事に従事されており、共に有能な夫婦だ。

山崎さんに長女が誕生して1年経ち、奥様がロシアとNASAで訓練を受けなくては
いけない環境に置かれたとき、夫の大地さんは、さんざん悩んだ後、家族で
一緒に暮らすことが、自分の仕事を成し遂げることよりも重要だと考え職を辞された。
大地さんもこれまで管制官として一人前になるために様々な努力を重ねて
こられてたのに、奥さんを宇宙飛行士にするためと娘の面倒を見るために
自分の夢を諦めるなんて、なんて決断力のある人なんだと感心した。

アメリカに渡ってからビザの関係?で旦那さんは職に就くことが出来ず、家事と
育児に専念されていた。
そういう過程で離婚の危機まで訪れたそうな。
離婚調停をして、お互いに第三者を交えて話し合った結果、なんとか家族として
再生できる道を探し出した。

この話を知ったときに、有能な二人であっても行き詰まることがあり、夫婦として
永遠の愛を誓った過去があっても、愛は「絶対」にはならないと思った。
それでも話し合うことを諦めずにし続け、なんとか解決を導こうとした結果、調停員
という冷静な目を用いることで狭まっていた自己の視野を広げ、本当に二人にとって
一番の選択は何なのだろうと考える機会を得たことは、大変に有効だったと思う。

この山崎さんのエピソードを聞いて、二つのことを思った。
1.性別にかからず仕事をすることはアイデンティティを保持するために必要なこと。
 だからこそ、結婚や出産を機に、夫婦の片方が職を辞することになったときは
 その不安を受け止め、辞した勇気に敬意を払うことが必要。
2.どんな優れた人間でも「絶対」的な人間関係は構築できない。だからこそ話し合い
 をする姿勢を崩さず、どんなピンチのときも逃げないことが夫婦を継続する上で
 最重要。

日常ではついついあぐらをかいてしまい、「自分のために相手が犠牲になっても
当たり前」とか「話し合わなくても分かってくれる」と思いがちだ。
そう思っていては、いつか全てのことは破綻すると思う。もしくは表裏がでてきてしまう。

生きるということは、毎日神様に試されていることだと思う。
みざる、きかざる、いわざる をしていては、全て終わる。死んでしまう。
己の心を開き、見る、聴く、そして言うを行って初めて山崎さんのような生き方に
近づけるのだと思った。