nanapiの記事に「いい人」止まりカラ「いい男」になる方法という記事が載っていて
なるほど!と思ったので、リンクを貼っておく。
この記事によると、いい人とは自分のことを後にして、誰の面倒も区別なく
みてくれる人、いい男は自分の欲をもち、実行する人のようだ。
欲のない人はいない。生きている人は、幸せになりたくて考えたり行動したりする。
けど、「他人に迷惑をかけない」とか「家族の幸せを優先する」という儒教の精神
が背景にある日本の養育現場では、ついつい 自分の幸せ < 他人の幸せ
になったりする。
本当は自分が幸せを感じてないのに他人の幸せばかりを追い求める徳の高い
人間などいないのにね。
どだい無理なことを一生懸命やる嘘つきいい人より、人間の性質に沿った欲を求める
いい男のほうが、正直で、そして生きてる!って感じがする。
欲というとイメージが悪いかも知れないけど、それは自分を幸せにする欲ではなく
自分の欠落部分を他人で補おうとする欲がイメージとして定着しているからだろう。
支配欲、名誉欲・・・これらは己の内界が寂しいが故に、それを補おうとして他者を
使い、なんとか相対的に自分を押し上げて、満足しようとする小汚い欲である。
一方で、仕事のことをもっと知りたいから、会社の上まで登りつめたい欲とか、
家族を持って、誰かを支える人生を体験したいという欲なんかは、欲って言っても
応援したくなる欲である。
欲は即ち、自分への愛だと思う。自分がなにかを切望し、それを自分で与えてやる
ことは、大人ならば本当はできるものだ。
だけど、出来ない人が多いから、出来ている人が、周囲に「ちゃんと生きているな!」
と認識され、いい男と呼ばれる。ただそれだけのこと。
男性全員がいい男になることもできる。
そのために、己が何を欲し、それをどう実現してやるのかを考え続ければ、死ぬ
ときにも「充実した人生だった」と言えるのではないだろうか。