komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

犬の前庭疾患予防に出来ることはナンだ?

パレンも13歳と、もういいお年。12歳からは病気がちになるワンちゃんが増えるとか。とくにシニアで多いのが、耳の奥の方の「前庭」に障害がおきて、姿勢や身体のバランスがとりにくくなったり、目が細かく揺れてひどいめまいを起こしたりする前庭疾患。

愛犬がふらつき、旋回、眼振、失禁、吐き気をもよおしてるのを見ると、飼い主もめちゃくちゃ動揺してしまいます。なので、未病の段階で出来ることはないか、探してみました。


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治療方針からさぐる

病院で受ける標準的な手当は次のものらしいです。

1.点滴
2.安定剤投与
3.抗生物質投与
4.ステロイド投与
5.甲状腺ホルモン投与

点滴はおそらく失われた水分の補充、安定剤は落ち着かせるためでしょう。そして残りの3つ。3つを予めやっていたら、もしかして防ぐことができるかも?と思うのです。
そこで実際にどんな予防法があるかを考えてみます。

前庭疾患の予防策(あくまで予測)

抗生物質投与は、菌に感染したことを想定しています。普段から菌への耐性を上げておけば、いいのか?

ということで殺菌できる食べ物、といえば、ハチミツ。ハチミツって、強い殺菌消毒作用のある「グルコン酸」という成分が含まれているんですって!だけど体内に入ると、効力が失せてしまう…。

そこでハチミツの中でも、身体の中で効くものを探しました。ニュージーランドに生息するマヌカという植物の花から採取したマヌカハニーは「メチルグリオキサール」という独自の殺菌成分が含まれ、大腸菌などの悪玉菌に効果があるんだそうです。これにしましょう。

とても高価なもの(250gで5000円超)なので、体重10キロで毎食1gぐらいあげてみますか。


ステロイド投与は、炎症を鎮める作用を狙ってのことでしょう。血液検査でいうとCRPです。抗炎症作用に優れるのは、梅。梅に含まれる「ピレシノール(梅リグナン)」が炎症を鎮めます。動物実験では胃潰瘍や大腸炎の炎症を改善することが分かっているとか。

梅はすっぱく塩分を含むので、粒状の梅エキスを使います。こちらは毎食一粒くらいあげてみようかな。


甲状腺ホルモン投与は、新陳代謝促進と脳や胃腸の活性化、体温の調整など不調の改善を目指してのことでしょう。ビタミンDを摂ると甲状腺の機能がもどるので、自動的に体内でビタミンDが生成される日光浴が一番です。ワンコはひなたぼっこが大好き。普段から十分に陽の光を浴びられるようカーテンなどを工夫してみます。

まとめ

治療から予測できる前庭疾患予防措置は、食事にマヌカハニーと梅エキスを取り入れ、十分に太陽に当たる環境をつくること、です。

これで17歳くらいまで、前庭疾患にならずに持ちこたえてくれたらなぁ~。17歳以降は、人間で言うと100歳超えてるので、本人の持つ生命力に賭けるのみ。

いろんな方のブログを見てきて、年を取ってから前庭疾患になると、お空に召されるまでの時間が短くなる気がするので、健康な今から用意して前庭疾患を阻止できるところまでしてみたいと思うのです。


おすすめのマヌカハニー(偽物が出回ってる中で、安心して買える数少ない場所)


梅エキス(あまりすっぱくない。粒状で管理が楽。クーポンがあると1割引になる)