komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

犬の歯に出来モノ!続き2(歯周病と骨髄炎)

5月末に専門病院で診察を受けたパレンちゃん。
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何でもないと言われた出来モノ。
柴犬ぱれんの歯茎に腫瘍ができた
CTの結果、怪しい影が映りました。
その続きです。

CTに映った影

こちらが撮影画像。矢印のところの影が気になるとのご指摘を受けました。
柴犬ぱれんのCT撮影画像

確かに左より黒っぽい。CT画像は全部で500枚くらいあるんだけど、連続してこの影が見えていて。つまり広範囲にわたって、画像が黒くなる要素があるということ。

獣医師は抜歯して、歯と歯の下の組織も見てみましょうとおっしゃるですが、イマイチ決心が付きません。セカンドオピニオンを求めて次なる病院へ行きました。

歯科専門病院へ

今度は歯の専門病院です。

ささっと前の病院で撮った検査結果を見られた後、歯に触れて「表面がずいぶんとざらざらしてるね」と言われました。そういえば、私に心当たりが…。

「あのぅ~、スケーラーで歯石をこまめに取ってました」
「そんなことしちゃダメ。歯肉を傷つけて、菌が入ったかもしれない。」

マジですかー!!激落ち込みです。これほど無知で後悔したことはありません。

でも泣いていても仕方ありません。覚悟を決めて処置してもらいましょう。人間が撮るのと同じ歯科レントゲン撮影をして、歯の根元が空洞になっていたら、抜歯ということに決まりました。

そんなやりとりがなされてるとは知ってか知らずか、ご本人余裕のリラックスモード。
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ごめんよ、90%の確率で歯、抜くんだけどね。

検査と処置の終了

レントゲン撮影してみると、どうやら問題の歯は1本ではなく5本。
どうしようもない3本は抜歯、なんとか残せそうな2本は腐った部分だけ掻き取って、あとは抗生剤を打って炎症を抑えることにしました。

抜歯した歯です。(1本が何個かに割れています)
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断面はかなり空洞が認められます。これがCTで影が映った理由でしょう。
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歯茎に埋まった表面部分もザラザラ。
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年齢の割に美しい歯と誇っていたのに、全然違ったんですね。

矢印の右顎の歯は上下ともなくなっちゃいました。これ以上、病巣が拡がらないように一生懸命歯磨きします。
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《追記》抜歯後2週間経過
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手術後2ヶ月は抗生剤を打ちつつ安静にしましょう、とのこと。
老犬だし、予後を見つつ、傷の回復を待ちます。

犬が顎をひっかいたり、ガクガクさせたりしたら、まずは病院へ連れて行ってください。ワンコは何かを訴えてるんです。

訴えをちゃんと拾ってあげられなかった自分を殴ってやりたい😣。これからはこまやかに体調を観ていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

《追記》手術から2ヶ月後
抜歯あと、きれいに治りました!! 腕のいい先生に抜いてもらったお蔭。ありがたや~。
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