破綻しそうな家の特徴
淡い黄色の壁面が特徴の近隣の家。
以前から人の出入りが多く、なんとなく落ち着かない家だな~と思っていました。
竣工したのは2009年。今から5年前です。
そして先日、その家の道路沿いにドーンと大きな「売家」の看板が設置されていました。
その家の場所は、3方が道路で、お隣は空き地。
近隣トラブルが出るような土地でもなし、騒音に悩まされるほどの場所でもない。
そして、まだ住んでいる様子。
ということは、かなりの確率で資金計画のつまづきかと思います。
うちの近くは新興住宅地なので、比較的新しい家が多いです。
その中にあって、どうも見ていて安定しない家というのは、ほぼ売家に出されます。
直近では、その家の二筋北側のお宅が売りに出ていました。ここは3年で2回持ち主が変わっています。
家というのは、外から見たとき、手入れされているかどうかで住み手の暮らしぶりが伺えます。
生垣の手入れもされていない家は、たいがい遠くない未来財政破綻をします。
一寸先のことでさえも分からない現代であっても、なんとかやっていける家だってあります。
破綻する・しないの違いは何かと言えば、長い目で物を見ているか、臨機応変に対応できるかです。
栄光が続くと信じたり、未来はもっとよくなるはずと思い込んで、事態が悪化しても見ぬふりをしていては、現実との解離は拡がるばかり。
こと、お金に関しては、世の中は解離を許してくれません。
暮らしぶりが地に足の着いている人はお金もしっかりと管理し、暮らしぶりが浮き足立っている人はお金に羽が生えて飛んでいく。
今までは資金繰りが悪化するのはやむを得ない事情なのだろうと思っていましたが、足下がしっかりしていれば苦しいけれど、なんとか乗り切れるものなんじゃないのかな~と思いました。(ローンの経験がない自分が言うのも説得力に乏しいけどね)