だから噛む犬になったんだ
アダルトチルドレンのサイトを見て、機能不全家族に生まれた子(AC)の傾向を
見ていたら、まさにパンピィ(柴犬 オス)にソックリ。
例えば、ACは相手が自分に同意する内は、仲良くするのに、相手が反論に転じると、
自分を否定されたと勘違いし、全力で攻撃する。
それは自分(犬)の気に入る行動を人間が取っている内は、命令を聞くのに、
気に入らない行動をとると、全身を使って噛みつきにかかる
という行動と全く同じ。
パンピィの親は穏やかで、血筋としては、飼いやすい部類に入る。
なのに、こんなに噛みつくのは、我々夫婦が不仲で、怒鳴り合う事が、パンピィに心
に不安と恐怖を植え付け、心の安定を奪ってしまったことが原因ではないだろうか。
心が不安定だから、ガマンする心が育たずに、気に入らないことがあったら
全身で自分の意見を通そうと噛みつく子になったのだと思う。
私は、自分がACだと実感するずっと以前から、子供を育てることはできないと
思っていた。自分が親として十分な成熟を遂げていないのに、神様から預かった
子供という宝を、すくすくと育てる自信がなかったから。
でも、「犬ならいっか」と安易に考えて、飼ってみたら、案の定子供を持ったときに
起こると想定していた問題が起きた。
心ある生き物なら、知能の高さにかかわらず、育てたように育つんだと、実感した。
犬だから躾ければOKというものではない。
犬も生まれてきたからには、”生”を謳歌する権利がある。
ペットを飼うとは、人間と動物が、共生するために、互いに線引きをしながらも
共に生きる喜びを享受することである。
そのために、自分が自分を幸せにできること。
自分が幸せでないと、目が曇って、正しい判断が出来ずに、自分も相手も傷つける。
ペットを飼うことは、安らぎをもらうことだけではなく、己の未熟さを実感し、改善
していく必要性を問われることにもなるんです。
いろいろ考えさせられますなぁ。