komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

是非テレビ局にドラマ化してほしい内容

ものすごく無責任な発言ですが
いつもドラマを見て、「むぅ~なんか違うし」と思うことがあります。
それは、大概の人間がわかりあえるという結論になること。

ほんと?

 描かれている人物が一見理不尽な主張を繰り返していても、元をたどっていくと、

納得いく主張だったりする。
それも問題を抱えている側が、途中で心情を吐露したりする。
実生活で、不信感を持った相手に心情なんて吐露しますかねぇ?

人は弱い生き物です。
だから自分をさらけ出すのが怖い。
強く出る人ほど、内部に葛藤を抱えています。
その葛藤は、文字の如くこんがらがっている。
簡単にほぐせない。
だから周りの人間は翻弄され、疲弊する。

会社の悩みのトップが人間関係であることからみても、人間とはそないに単純では
ないんです。
それに今は発達障害なるものがあって、なかなか主張が相手に理解されない事態
もあり得るわけです。

今クールのドラマは、イケメンを全面に押して、視聴率を稼ごうと各社施策を練った
ようですが、実際ふたを開けてみたら、全然支持を得てなかったっていうのが
実情ではないでしょうか?
前クールで、「JIN」が視聴率を稼いだように、テレビはシンデレラストーリや
ハッピーストーリを担う役から、実生活に沿ったリアリティあふれる人間模様を
描く需要に置き換わってきています。

もちろんドラマですから、どこかしらんで帰結せねばなりませんが、それでも尚
実生活はわかりあえないモノ同士の無意味な争いの繰り返しなのです。
親と子、上司と部下、同僚同士、恋人同士、どれをとっても、「バカの壁」という
ディスコミュニケーションに阻まれて、深刻な人間関係破綻を起こしています。
そういう真実に目を向けて、特に親子関係を丁寧に描いたドラマなんで、視聴者
の共感を得られやすいのではないでしょうか?別にわかりあえなくて、親子別離
という結論でもいいと思います。(イヤ、むしろいい。親孝行がいいっていう幻想を
ぶち壊すにも。)

うつ病患者だけでなく、うつ病予備軍も含めると、かなりの数の人間がディスコ
ミュニケーションによる孤独から逃れられず苦しんでいます。
それをドキュメンタリーとして取り上げるだけではなく、分かりやすくドラマ仕立て
することで、社会にはびこる問題をあぶり出すのも、マスコミュニケーションの
お仕事ではなかろうかと思います。
どうでしょう。マスコミ関係の皆さん考えてみては?
脚本書きますよ!(ウソです)