komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

理系か文系か

高校2年生の時、理系クラスにいくのか、文系クラスにいくのか決める面談が
あった。
中学の時から数学が得意だった私は、迷わず理系を選択。今に至る。
しかしなぜ理系を選択したかと自分に問うてみたら、
「数学は答えが一つしかない、国語は答えが複数ある。だから数学の方がわかり
やすい。」という、なんとも短絡的理由だった。

もともと白黒思考の強い私は、曖昧を放置するのか気持ち悪くて、落ち着かない。

国語のように「これもあり、それもあり」といわれると、一気に混乱してしまう。
要するに適正で文系理系を選択したのではなく、曖昧さに耐える力がなかったから
理系になっただけ。
それでもたまたま「原点思考」という特性を持ち合わせたために、理系の進路を
選んだところでそう問題はなかった。

理系は思考と忍耐の連続だ。
仮説を立て、実験をし、実験が仮説とずれたならばその理由を何時間でも考える。
それが苦でない人は、理系に進んでください。
理系はある意味、のめり込みやすい体質の人にはピッタリ。

文系を体験したことがないので想像でしか話ができないが、曖昧さを甘受でき、
直感力に優れ、情緒が豊かな人は文系向きだと思う。
数字で計れない世の中の魅力を論じるときは、文系の方が適任だ。

今自分が好きな職業を選ぶとしたら、社会学者かな。
感情と思想の関連性や行動の起点となる感情について、24時間論じていたい。
もっかい15歳くらいに戻ってやり直せたら、自分は学者としてかなりいい線までたどり
着けたのではないだろうかと思う。