komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

物を買うことは豊かな証拠?

中国の経済は活況だ。
多くの中国人が日本に買い物にやってくる。
日本の物は、安全だし、品質も良いらしい。
TVで紹介されていた20歳代の少女たちは、親から24万円もの買い物資金を
渡され、日本に旅行に来たらしい。

ゲーム機、化粧品、家電製品をこれでもかと購入していく。

高度経済成長期の日本みたい。

昔は日本人もハワイのショッピングモールでお買い物をしていた。
羽振りがよく、欲しい物はすぐ買った。

貧困の時代から豊かな時代を経て、今日本人は幸せだろうか?
格差社会、虐待、ひきこもり、派遣切り・・・。

豊ってなんだろうって思う。物を買えば、心は豊かになるだろうか?
私はそうは思わない。
自分が誰かの役に立って、労働に見合った賃金をもらって、家族や友達と
きちんと繋がってることが大切。

私は消費者である前に、生産者でありたい。
生産もしないのに、お金をただ浪費していくのは悲しい。
だって、消費はだれでもできる。でも生産は、自分の考えを形にして、お客様
に提示して、受け入れられるという活動がないと達成できないから。

生産という活動を通して、誰かに受け入れられたり、役に立てたりすることは、
お金には換えがたい充実感をもたらしてくれる。

あの中国人の少女達は、いつになったら消費だけを行うむなしさに気がつくのだろうか?