komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

アルカリ電池は最後まで使い切ってはいけない?!

去年の7月に、ノータッチ泡ハンドソープが壊れたと記事にしました。→

そのときはハンドソープが底部に侵入して、電池を腐食させたのか?と思っていたのです。
ですが、全然別の理由だったのです。

犯人はあいつだ!

みなさんは電池を買うとき、種類を気にしていますか?
充電式か、使い捨てか、は気にしたことあると思いますが、電池そのものの種類は気にしたことないのではありませんか?

たとえば、マンガン電池と、アルカリ電池。これを分けて使っている人ってどれだけいるでしょう?
お恥ずかしながら、工学部出身の私でさえ、アルカリの方が持ちがよさそうだから、という理由でほぼほぼアルカリ電池ばかりを使っていました。

ですが、このアルカリ電池には大きな問題点があったのです。
それが…

液漏れ

長期間使っていると、中の液体が漏れ出て、周りに浸潤するのです。その湿気が原因で機器がショートし壊れる。
泡ハンドソープのときもまさにそれでした。

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液漏れした跡

他にもこんなことがありました。
懐中電灯の電池交換ができない!

見た目がかっこいいアルミボディーの高いヤツを買ったんです。
使用電池は、アルカリ単四電池。

一つ目は使い始めて1年半で電池を交換しようとしました。が、液漏れにより電池がボディーに融着して取れず。
二つ目は災害用に用意していて3年ほどでチェックしようとして、同じく電池とボディーがひっついて電池を取り出せず。

泣く泣く捨てることになりました。

つまりどうすればいい?

実はアルカリ電池は、その構造上長期に渡る使用には向きません。
じゃあ、マンガン電池は?と思うでしょうが、マンガン電池は短時間の通電(リモコンのオンオフ、ガスコンロの点火)には向きますが、長期間パワーの要る通電(モーターを数秒間動かす)には向きません。
アルカリ電池の代わりにマンガン電池、というわけにはいかないのです。

ではどうすればいいか?
アルカリ電池の液漏れが始まる前に電池が残っていても換える。目安は電池を入れて1年
また災害用などの長期にわたる保存が必要なものは、電池を本体から出してテープかなにかで本体に巻き付けておく。こうすれば液漏れにより機械がショートすることはありません。

どんなものも最後まで使い切るのがいいと思っていましたが、ことアルカリ電池に関しては機器を壊してしまうという欠点があるので、期間がすぎたら潔く交換することです。

電池交換の方が、本体も含めて交換するよりずっと安上がりに済みますからね。電池の使用期間、ちょっとだけ意識してみてください。