komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

超絶お勧めする私の惹かれた本のこと

先日コレはいい!という本を紹介した。
仕事の技法 (講談社現代新書)

今更ながら、なぜこの本に惹かれたのかを考えてみた。
この本は最初の方に、相手の気持ちを慮って話をすることを深層対話と名付け、その重要性を説いている。
私はこの章だけで、胸がいっぱいになった。

なぜって?

著者は男性で、経験を十分積んでおり、かなり俯瞰的な目線で物事を見ているから。

今まで配偶者Sと話をしていて、気持ちを大切にすることの重要性はほとんど伝わらなかった。
女性なら、相手の気持ちを察することを日常的にやっているので、相手の気持ちを慮ることは、さほど難しくはない。
対して、物事や結果を優先する男性は、こと「気持ち」に関することを軽んじる傾向が強く、これを男女差と取ってよいものか、と、思案していたのだ。
そこへキャリアを積んだ男性が、大事だよ!と理路整然、説いてくれたものだから、胸につかえてたものが、すっと落ちたし、めちゃくちゃ嬉しかった。
同時に、この本を使えば、Sが気持ちの重要性に気づくかも!という期待も生まれた。

ビジネス書であろうが、家族に関する書であろうが、対人であることに変わりはない。
人間としてどう在るのが、もっともいい姿勢なのかを知るために、この本に目を通すことを全ての人に勧めたい。
たとえ専業主婦であっても。