komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

18時に帰る人波を見ながら

その昔、品川で働いていたことがあった。
慣れない仕事&怒鳴り声が飛ぶ職場だったこともあり、心身が疲弊していた。
毎晩帰るのは0時を過ぎた終電。
いつ終わるともない作業に心が折れそうになっていた。

ある時、18時頃用事があって、ビル間を移動していたとき、大勢の帰宅へ急ぐ

人達を見て、「へぇ~、こんなオフィス街に社を構える会社に所属して、定時に
帰れる人がいるんだ!」と驚いた。

もしかしたら定時に帰宅していたのは派遣さんかもしれない。
それでもうらやましく感じた。
正社員がいいんじゃない、人間らしく生活できて、人間らしい心を持てる状態を
保てる仕事が良い仕事だと思う。

競争競争の社会で、気を抜けば、誰かに蹴り落とされてしまうそんな悲しい環境に
身を置いてボロボロになるまで働いて、最後ウツになって消えてしまう というストーリにならないように、たまには心を解放するような音楽を聴いたり、面白い話をきいて
笑ったりすることは必要なんだと思います。

そう、品川駅でも夜路上でライブしている人を見かけました。
ライブの音楽を聴いて思わず涙している自分を見て、まだ人間らしいところが残って
いるんだなと感じたことを今でも覚えています。