komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

Sさん追い出し途中経過

昨晩ドアにチェーンをかけて、Sさんが家に入れないようにした。
いきなり家に入れないのは可哀想なので、ちゃんとメールでチェーンかけて
いますよと宣言しておいた。

 Sさんは通常どおり家に帰ってきて、ドアを開けようとする。

チェーンがかかっているので開かない。
しばらくすると、チェーンをなんとか外そうとガチャガチャ努力をする。
どうやっても外せないと分かったら、私の携帯に電話して「開けてくれ」とだけ
いう。
私は「自分が考えるべき点を考えないのにドアは開けられない」という。
Sさんは「こんな環境でどうやって考えろっていう?」という。
私は「10年間時間もあげたし、少なくとも結婚して2年間時間はあったし、
資料を渡して一週間時間もあげたでしょう。その間になにも結果を残さなかった
から、こういう事態になっている。解決策は自分で考えなさい。」という。
Sさんが電話を切る。

しばらくして、またSさんが電話してくる。
「開けてくれ」という。
私が「お断りします」「開けて欲しいなら、どうしたらいいか考えよ」という。
Sさんがごちゃごちゃといってきたので、私は電話を切る。

Sさんは寒空の下どっかへいった。

ここでSさんが考えるべきは、なぜこの事態が起こったのか?だ。
私は、怒ってもダメ、待ってもダメ、諭してもダメ、カウンセラーに頼んでもダメ、
書籍を読ませてもダメ とありとあらゆる手段を講じてダメだったから、Sさんを
本気で困らせようと思ったのだ。
本気で困らないと、Sさんは自分の問題として把握しないから。
いつも思うが、Sさんに問題があるのに、ものすごく無責任で第三者的。
いくらなんでも、家に帰れなかったら困るだろうと思った私の最終手段だ。

前述のSさんと私のやりとりを見たら分かるが、Sさんは私が再三「ちゃんと考えなさい」
と言っているのに、その言葉を受け取れていない。
40すぎたオッサンが、考えることを放棄している。

まるで0歳の赤ちゃんが、お乳くれ~オギャーと泣いているのと同じ。
自分の欲望を全面出しても、相手は動かない。
相手の考えていることにスポットを当てて考えてこそ、相手の行動も変わるという
ものでしょう。
それは、もちろん私にも言える。時間が経って振り返ったら、私にももっとやりかた
があったと気付くかも知れない。
しかし、私の採れる全ての選択肢をもってして、Sさんの人の心を分からないという
問題に取り組んでいるのに、なんの効果もあがらないのだから、もうこうするしかない。

人の心が見えないというのは、罪なことだと思う。
私の言っていることは、Sさんが心で感じなければ意味がないのだ。
頭で分かっても、それは知識でしかなく、Sさんの場合興味がないことも手伝って
あっという間に記憶から消えていく。

心で感じて、心に刻んで、心でかみしめるからこそ、記憶に残るのだ。

Sさんを生産した親も、罪なことをしてくれたものだ。
Sさんは、少なくとも目の前の人間を泣かしてばかりいる。
その原因は精神疾患の母親と子育てに興味を持たなかった父親のネグレクトのせいだ。
そのツケをSさんと私が払っている。

子供をつくるって罪なんですよ。全然めでたいことじゃないんですよ。
親がきっちり大人になっていないと子供はこんな悲惨な未来を経験するんです。