komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

恵比寿という街とそこにいる人

昨日恵比寿に行ったときのこと、アトレ恵比寿のエレベータの前で、1Fにエレベータ
が降りてくるのを待っていた。
エレベータ前に若い女性が二人。離れた所にちゃらちゃらした男性が一人。
その他大勢の人。

 エレベータが降りてくるまで、若い女性二人がおしゃべりするのを聞いていた。

「××っていう格闘家のパーティに行ってきた」「だれそれ?」「私も知らない」
「マジで?(笑)」とまあ、中身の全くない会話だ。そこで私は知らない人のパーティ
に行くのか?と疑問に思った。参加しないかと声をかけられたから?有名人が
来るから?
いづれにせよ、そこには人同士の付き合いを求めている感じはなかった。
有名になりたいから、人と面識を持つチャンスとしてパーティに参加するのは
いいと思うけど、主催者のこともよく知らず、また主催者が自分たちにとって
無名の存在だからとせせら笑うのはいただけない。
人をあざ笑えば、自分もそういう扱いを受ける。彼女たちを見ていると、今この瞬間
の感情さえよしならばいいかという自己中心で浅はかな考えが見え隠れしていた。

そこへエレベータが到着。するとちゃら男がすーっと前にやってきて、一番に
エレベータに乗り込み、自分の降りたい階のボタンを押して、一番後ろに下がった。
あのー最初乗った人は、「開」のボタンを押して、扉が閉まらないように気を配った
ほうがいいと思うんですけど。
この男は自分のこと以外は一切考えられないタイプなんだなとすぐに分かった。

恵比寿についてすぐに目の当たりにした光景で、恵比寿にいる人はみんなこんなに
人を大事にしないのかと思ってしまった。
その後、心に引っかかるような場面には遭遇しなかったが、私の持つ恵比寿の印象は
オシャレな街から、自己中心的な人がのさばる街へとイメージが変更されてしまった。