komanyunの日常

とりとめもないことを綴った雑記

モノローグとダイアローグ

会話には2種類ある。
モノローグ・・・相手に向けられていない言葉を双方が勝手に発している。
ダイアローグ・・・相手の返答を聴きたいという意図があって言葉を発している。
ディベートや井戸端会議、情報交換はモノローグに属する。

ちょっと前に女性が大人になってもランチは一人で食べるか、誘われたグループ
と食べるか悩んでいるという記事があった。
外野からすればどっちでも、と思うが本人はそうもいかないらしい。
というのも、グループで食べないとそのグループからのけ者扱いされたり、悪口
を言われたり、情報をくれなかったりするのでなにかと不便なのだ。

そのグループと食べても、ボス的な人の独演会だったり、単純な情報交換だったり
誰かの悪口だったりとちっとも楽しくない。
私も経験がある。そのときは単純に楽しくないなあーと思っていたが、なるほど
楽しくないのはモノローグのオンパレードだからねと気づいた。

モノローグの会話は相手が見えていない。だからその空間に言葉をポイポイ投げて
いるようで、相手と一緒にいる価値が見えない。
私は、他者は自分と違う経験をしているのだから、話を聴いて自分の価値と
照らし合わせたり、自分の考えを見直したいなあと思っている。
でも、同様の考えを持っている人にめったに出会わない。

モノローグの会話を繰り返して、人と繋がれるのかな?自分が成長できるのかな?
別にそんなことしなくても人生は豊かなのかな?
他者の価値は解らないのでモノローグで十分な人もいるかもしれないけど、私は
ダイアローグで話しながら自分がどんどん変容していきたい。

あーダイアローグできる友達欲しいな。